【司会】
次に、森洋ガバナーエレクトのご挨拶をいただきたいと存じます。宜しくお願いいたします。
【ガバナーエレクト:森洋】
ただいまご紹介いただきました、次年度ガバナーを仰せつかっております横須賀RCの森と申します。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
本来ですと、PETSを開くことはないんですが、先ほどガバナーと実行委員長からお話がありました通りに、東日本大震災が3月11日に発生いたしました。
PETSは当初3月16日に予定をしておりましたが、大変な混乱の中での開催は不可能と判断いたしまして、ガバナーと準備をしていただきました研修リーダーはじめ、委員の方々と当日PETSの3部門でのセッションでのリーダーを務めていただくファストガバナーの方々にもご相談を申し上げました。
本来ですとPETSは1日もしくは1日半かかるところを、震災による国難があった関係上、大変恐縮ではございましたが、地区協議会前に半日という大変短い時間で開催させていただきました。
その際に、平塚北RCさんには地区協議会だけでも手一杯に関わらず、PETSの設営にまでご協力いただきました。重ねて心から感謝を申し上げたいと思います。
本日の地区協議会は、今申し上げましたように、平塚北RCのホストで開催が出来ました。
杉森クラブ会長・梅原実行委員長はじめ会員の皆様方、成田第8グループ補佐をはじめとする第8グループのホストを務めていただいた会員の皆さん方に、心から感謝を申し上げたいと思います。
そして、大変行事の多いこの時期に快く会場を提供いただきました、東海大学ならびに関係者の皆様方にも、併せて心から感謝を申し上げたいと思います。
さて、地区協議会はご案内のとおり「RIのテーマ・方針」をご披露申し上げ、なおかつ次年度の指導者的役割を果たします、クラブの会長さん並びに幹事さん・委員長の皆さん方の研修の場だと思います。
しっかり勉強をし、今日の協議会が実のある方向に行きますよう、お願い申し上げたいと思います。
それでは、RIのテーマについて簡単に申し上げたいと思います。
去る1月15日から24日にかけて、カリフォルニア州サンディエゴの国際協議会に行って参りました。
私が今日着用しておりますジャケットがテーマジャケットで、グレーの色をしております。ネクタイもテーマネクタイではございませんが、濃紺に赤い色の花のマークが入ったネクタイが本当のテーマネクタイだそうです。国際協議会の初日に、次年度会長のカルヤン・バネルジーさんがテーマジャケットとネクタイを発表なされました。
そして次年度テーマは、『こころの中を見つめよう 博愛を広げるために』と発表されました。
私どもはGILとして、8つの本会議・11のセッションでしっかりと研修を受けて参りました。
研修リーダーは、本日ご出席のパストガバナーの小佐野さんもその1人でございました。
そして、カルヤン・バネルジー次期RI会長は、
『何かを成し遂げようと思い、ありとあらゆる知恵を絞らなければなりません。
それにはまず自分自身の内面から始めるのです。
即ち自分自身を見つめ直すことではないでしょうか』
・・・と、語りかけました。
まさに、「自分のクラブの総点検をしたらどうか」ということを、語りかけているかと思います。
それぞれのクラブには、長い歴史があるクラブ・短いクラブ・人数が多いクラブ・少ないクラブ・・・と、色々な66通りのクラブがあり、66通りの中で自分のクラブがどのような形で過去から今日まできているのか、そしてこれからの変化の時代にどのような運動に取り組んだら良いかということを、十分に棚卸しをしながらやって行きたいというのが、次期会長としての考え方ではないかと思っております。
そして強調事項として、「家族」と「継続」と「変化」の3つを挙げられました。
万事は家族から始まり、良き家族を持つことが、充実したロータリー活動に繋がります。
ひいては、世界に貢献することになります。
ロータリーは世界の実状を知り、ロータリーの存続の為にも我々が変化する時だと思います。
このように述べられた訳でございます。
私もこのRIのテーマにつきまして、この7月からの1年間、66クラブの会長とともに一生懸命取り組んでいきたいと思いますので、どうかご指導・ご協力・ご鞭撻をお願い申し上げたいと思います。
引き続きまして、次年度の地区往信についてお話を申し上げます。
『世界は絶えず変化しています。
そして私達は、世界とともに変化する心構えがなければなりません。』
この言葉は、ロータリーの創設者ポール・ハリスが1935年、今から75年以上前に本に書き記しており、その言葉は今もなお真実を現していると思います。
一方で近年のロータリーは、ポリオ撲滅をはじめとするロータリー財団の活動の拡大、RIプログラム増加、会員減少化における地区の組織の肥大化、CLP、RI長期計画、「未来の夢計画」等のロータリー活動は大きく変貌し、地区内のクラブを支援するべき地区の役割は、増大の一途をたどっております。
このような環境の変化の中で、あくまでもクラブが主体であり、クラブあっての地区RIがあると原則を重んじつつ、複雑になってきたものを簡素化にして、かつ充実させ、今年度の後藤ガバナーから森・菅原年度への効率良く地区運営をするつもりでございます。
具体的には16項目挙げておりますが、ポイントを絞ってお話を進めさせていただきます。
まず最初は、『RI会長テーマおよび強調事項の推進』でございます。
これは先ほど申し上げましたとおり、カルヤン・バネルジーさんのおっしゃった「家族」、そして「継続」、「変化」というものについて十分考えながら、それぞれのクラブでも良いものを残しながら、変化をしていくということが大事なのかと理解をしております。
2つ目には、『RI長期計画の推進』についてでございます。
第2の長期計画と言っても良いかと思います。
最初の長期計画は、2007年から2009年に7つの優先項目・優先事項によって長期計画が立てられました。
英語で言えば「ストラテジック・プラン」と申しまして、翻訳しますと『戦術』という意味になりまして、日本は戦争で敗戦している為、戦略という言葉が使い辛いだろうということで、あえてRIは長期計画と名前を変えているということでご理解をいただきたいと思います。
ですから、RIの長期計画とクラブの言っている長期計画は、おのずと違うということをご理解いただきたいと思います。
そしてRI長期計画には、今7つの優先項目から3つの優先項目に変わりました。
1つは、『クラブのサポート強化』であります。
本日前半に行われましたPETSでは、この『クラブのサポート強化』について、セッションでしっかり代表エレクトがお勉強いただいたと思います。
そして2つ目は、『人道的奉仕の重点化と増加』であります。
3つ目が『公共イメージと認知度の向上』の3つに絞られました。
この3つに絞られた中には、職業奉仕の強調、あるいは中核となる価値観、いわゆる奉仕とか親睦あるいは多様性、高潔性、あらゆるリーダーシップも公共イメージと認知度の向上にも入っています。
このRIの推進を、今年・来年そして菅原年度までしっかりやりながら、ロータリーの活動を展開していきたいと考えております。
3つ目は、『クラブの研究リーダーおよびクラブ研究委員会の設置』でございます。
従来は、2006年にRIの理事会で11月にクラブ研修リーダーを推奨いたしました。
しかし、この地区ではクラブ研修リーダー制度は導入して参りませんでした。
本年の1月に後藤ガバナー名で、次年度はクラブ研修リーダーを設置しようということで、呼びかけをいたしました。
昨年の地区大会において、RIの長期計画について、RIの長期計画委員であります南園先生がRIの長期計画について説明をいただきました。
昨年の地区大会では、会長と会長エレクトとして幹事もその席にいらっしゃった訳でございますので、どうかクラブ研修リーダーを設置したら、どうしても出来ない場合は暫定的にロータリー情報委員会が代わっても、やむを得ないと思っております。
そして、クラブ研修リーダーはこれから新会員の教育はもとより、現会員のこれからの指導者としての養成もしていかなければならない大きな役割を担っておりますし、先ほど申し上げました「クラブの棚卸し」をする中での長期計画の立案をしていくことにも携わるのだろうと思います。
次年度は、クラブ研修リーダー・研修委員会を設置することに決めました。
次に、地区財政の基盤の確立であります。
ピークには3600名いた会員が、残念ながら今2270名強でございます。
約3分の1が、2780地区の会員が姿を消しておる訳でございます。
その結果、財政悪化でとても厳しくなっているので、財政の見直しを徹底的に見直して、無駄なものは徹底的に省いていこうという考え方であります。
その1つの現れとして、今までのガバナー事務所を7月からは藤沢駅の南口から歩いて1分のところにあります、ノミニーの相澤さんのビルにお借りすることになりました。
そのため5年間で1000万ぐらいのコスト削減になろうかと思います。
大きなセミナー以外は、全てガバナー事務所で出来るようになりますし、時間制限がないため委員会も十分に議論ができるようになりますから、充実した運営が出来るようになると思いますので、是非ご理解を賜りたいと思います。
それからもう1つは、ロータリー財団は従来通り『1人あたり180ドル以上』とお願いいたします。
そして13・14年度において、「未来の夢計画」の啓蒙活動を進めて行きたいです。
幸い後藤ガバナーは、本年『未来の準備委員会』を発足させました。
そして、ノンパイロット地区でありましても、パイロット地区と同じ準備が進んでいるのでございます。
これによって、13年からスムースに移行できるよう、我々はやっていきたいと考えております。
それから、米山奨学金の寄付・増資につきましても、1人あたり2万円以上の目標を次年度も掲げさせていただきたいと思っております。
後藤ガバナーからお聞きしますと、公式訪問の際に米山基金については、中国人や韓国人が非常に多くて、他の東南アジアの奨学生が少ないじゃないかというお話がありました。
私も選考委員会に出て、分かったことですが、1つは中国人や韓国人の応募がとても多いということ。他の国の方々が非常に少ないということ。
そして、中国人や韓国人の面接をしていくと非常に優秀な方が多いので、米山奨学生として決まることが多いのですが、各クラブの会長さん、お集まりの皆さんにはご理解を賜りたいと思っております。
それから、地区コミュニケーションの効率化を考えております。
従来の広報のやり方はメールとFAXでしたが、次年度からはメール1本にいたします。
全ての連絡もメールで行いたいと考えております。
地区の委員会と66クラブとの融合が、なかなか上手く行っていないということを聞いておりますので、次年度から幹事・副幹事軍団が全部委員会に張り付きまして、それぞれの委員会を担当しております。
その委員会を担当しまして、1週間以内に委員会の議事録を集約し、毎月行われますガバナー補佐会議にかけながら、委員会の事業をしっかり浸透させたいと思っております。
併せて、ガバナー補佐がそれぞれの会長地域での会長幹事会は、第1〜第9グループまでございますけど、2月に1回、あるいは毎月という風にバラバラでございましたが、このグループ会議も毎月開くことによって、意思の疎通が図れるようになると思います。
クラブと地区の関係、他クラブとRIの関係をよりスムースに行くように、その方向にいたしました。
組織の簡素化と同時に、充実した基礎を作って行きたいということで、そういう方向にさせていただきました。
そしてもう1つの大切なことは、『公益財団法人ロータリー日本財団』の認定と、税制上の優遇措置が、4月1日から税補助の措置が受けられるようになりました。
従来は米山だけであったんですけど、財団もそのような方向になるということで、より財団に寄付をしやすい状況になったのでございます。
是非皆さん方、税補助の優遇措置を十二分にお使いいただいて、1人あたり180ドルといわず、200ドルでも300ドルでも多くの方々がご寄付いただいて、お1人のDDF(地区財団活動資金)として、浄財が活用できるように考えております。
最後に、東日本大震災が起きました。
復旧
・復興に向けて、懸命な努力が今続けられているのであります。
ガバナーからご報告がありました通りに、2780地区も他の団体と連携を取りながら活動を続けておる訳ですけども、我々は現地に行ったことはございません。
新聞やテレビ等の報道によって、凄まじい画像を見ているだけでございます。
私は当初、大震災前にはDDFを使った「マッチング・グラント」を、もっと多くのクラブで実践していただきたいということで、次年度の国際委員長の高木さんにもお願いして参りました。
しかし、これだけの大震災が起きまして、私は基本的にはほとんどDDFの重点は、今回の東北の方に向けるべきではないかと考えておりました。
財団委員長の小佐野さんからもオファーがございました、2520ものファストガバナーからも、マッチングをやってほしいということを聞きましたし、韓国からもオファーがございました。
パイロット地区からはキャッシュが出せませんでしたけど、ノンパイロット地区からは5つの地区が、韓国から手をあげてくれました。
そして私の地区と、隣の東京の2750地区と、被災県であります茨城2820地区とのマッチング・グラントとで、約10万ドルのDDFを使ったマッチング・グラントは、非常に時間がかかります。即効性のあるものをやっていかなければならないだろうと思います。
それには、やはり地区の補助金を使って、即効性のあるものをやっていかなければならない。
そして、じっくりやるものに関しては、「現地が本当に何を必要としているのか」ということを考えなければいけません。
そして、18日以降にうちの地区から何人かの方々が、ボランティアで現地に入りました。
たまたま、かながわ湘南RCの中坪さんがおいででございます。
中坪さんは、被害の酷い南三陸町に行って参りました。
状況を把握していると思いますので、簡単ではございますが、皆さんにご披露申し上げながら、現地がどれだけ大変なのか、そして我々がロータリアンとして、この災害に対して何が出来るかということを本年1年考えて進めていきたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
それでは中坪さん大変恐縮ではございますが、現地の様子をご披露いただけますでしょうか。宜しくお願い申し上げます。
以上で私は終わります。
ありがとうございました。
【司会】
ありがとうございました。
【かながわ湘南RC:中坪さん】
かながわ湘南RCの中坪と申します。
宜しくお願いいたします。
現地の状況を簡単に説明させていただくということと、今日のアムダ・ノエビア2780地区の共同プロジェクトの発足に至る経緯の報告と、私が感じたことを簡単にまとめさせていただきます。
まず、この震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様・ご家族の方々に対しまして、心よりお見舞いを申し上げます。
さてこの震災に対しまして、アムダ・ノエビア2780地区ロータリーの共同プロジェクトについて、どういった経緯で発足してきたのかということを、簡単にご紹介いたします。
まず3月12日に国際NGO団体『アムダ』に対しまして、茅ヶ崎RCの堀川さんが支援の申し出を行ったことが、すべての始まりでございます。
堀川さんは昨年、ハイチの震災において、アムダとともに義足の提供をする支援を行っておりまして、それ以来アムダの代表であります菅波様とは、深く親交をもっておられたということです。
このプロジェクトは、堀川さんや池上様をはじめとする茅ヶ崎RCと、アムダの代表の菅波様の関係より生まれた支援活動で、その結果多くの方々へ支援が届くことになりました。
さて12日に堀川様がアムダの菅波様に申し出た結果、13日に菅波代表から簡易トイレ・カイロ・衣類・飲料水・食料品・灯油・毛布・トイレ用品など、様々な支援の要請がございました。
それに対して、茅ヶ崎中央RCの方々が物資調達に動き始めたということです。
このような中、様々な温かいお話を2つご紹介いたします。
例えば、カイロを神戸の株式会社ダイレクトというところからご購入されたということなんですけど、このダイレクトのサカモト社長の方から当時、阪神の時にいただいた恩を返したいとうことで、当初1200個のオーダーをしたところ、12000個と10倍のカイロをいただくというような温かいご支援をいただいたり、
茅ヶ崎中央RCの皆さんが積込みをしている際に、商店会の方々がその光景を見てらっしゃいまして、感激されて30万円相当の物資を提供していただいたり、様々な皆様の温かいご支援の結果、4トン車一杯分の物資が集まり、これが17日大槌町の方に出発をすることになりました。
この大槌町に向けてはですね、同クラブの岡崎運送様や池上様が率先して現地に行かれてですね、物資を手渡してこられたと聞いています。
この頃から、アムダの現地での調整員の派遣をしていただけないかという要請が出てきたようでございまして、また同クラブの山本様が3月19日に率先して現地の方に入るということが決まりまして、この結果このような医療スタッフ・支援スタッフを航空運送する為にノエビアアビエーション様がその一端を担っていただくことが決まりまして、潤滑な人員搬送というものが確立したという風に聞いております。
この活動が茅ヶ崎中央RCの枠を越えて、この2780地区全体の動きとなりまして3月20日、2回目の支援がトラックとして出発することとなり、その後継続的な調整員の派遣へと繋がっていきました。
これに対して、『アムダ・ノエビア2780地区ロータリーの共同プロジェクト』として命名されたということでございます。
私達が支援に向かった被災地とは、メディアで取り上げられている南三陸町です。
震災以降、各メディアでの報道でご存知のとおり津波の被害が大きい地域です。
当初私はこちらに、ノエビアさんにヘリコプターで行くという計画を支持されておりましたが、急遽物資の搬送と現地での活動の車が必要ということで、陸路で車を持ち込んでの支援をいたしました。
このため前日に行って池上様からご支援・ご指導をいただきまして、緊急車両の許可を取って車を持ち込みました。
東北自動車道の開通した日でございましたので、順調に東北自動車道、国道8号線さらには45号線を上って現地に入りました。
東北自動車道、それから三陸自動車道は道路上の被害が大きくて、うねりや段差・亀裂が随所に見られる状態でした。
そんな中、南三陸町に入りまして、私は言葉を失ったというか、例えようの無い状況で、とても辛い思いをしてきました。
吹き飛ばされてしまったというか、そんな街並みです。
これに関しては、メディアの方から皆さんに画像や報告がされていると思います。
私としては人間の用いるすべての負の感情を、言葉にしても表わせないという、非常に辛い光景を見てきました。
このような被災地において、私達RCから派遣されたスタッフはアムダの調整員とともに、志津川小学校というところで医療活動の側面支援を行ってきました。
活動の概要としては、災害対策本部の方向性や課題などを的確に医師や看護師に伝えて、他の医療チームとの連携の中で、医療活動の旗振りをするという重要な役割でした。
この旗振りが無ければ、災害地の支援活動ができないと言っても決して過言ではないと思います。
はじめは、支援物資の提供から始まったこのプロジェクトですが、このように3つの組織が連携して、現地にて素晴らしい支援活動を行うチームが出来上がったということです。
この結果、初期の南三陸町の緊急医療体制の確立に、大きくRCが貢献できたと思います。
ただ、支援者側の自己満足で支援を評価してはいけないと思っております。
私が現地に行った時でさえ、様々な格差がありました。
津波による被害のなかった地域、家が壊れていなかった地域、情報・物資・支援の手が行き届いてないという状況で、小学校や公民館に避難している方々へは届いている物が届いてないという現状を見てきました。
多くのメディアは、支援を次の段階に入ったという風に伝えているのですけれども、現地に行った者からすると、本当にそうであろうか?という疑問がまだあります。
阪神大震災の時にも、最後には置き去りにされていく被災者の姿をテレビを通じて見ておりましたので、今回もこのようなことが起きてはならないという風に思っております。
今回の災害は、災害としては阪神大震災の規模をゆうに越えている広域でのことですから、このような取り残された地域があってはいけないという風に思っております。
震災後1ヶ月後に開かれた地区協議会が、被災者もしくは被災地の復興に繋がるように我々地区の総力を挙げて、具体的な対策・対策の実行・支援の実行というところに結びつけていかなくてはいけないと思います。
この場を借りまして、プロジェクトを推進していただきました茅ヶ崎中央RCの皆様と、関係者の皆様に深くお礼を申し上げます。
ありがとうございました。