::: ホームご挨拶 > 『地区協議会によせて』 後藤 定毅(国際ロータリー2780地区/ガバナー)
今年度のレイ・クリンギンスミス国際ロータリー会長は、「地域を育み 大陸をつなぐ」をRIテーマに掲げ、「ロータリーは古いクラブでは100年を越える歳月、またそれ以外のそれぞれのクラブでも創立以来地域のために役に立ってきた、世界中の人々を結びつけてきた、そしてこのための協力と支援を結集させることにかけては、ロータリーが世界一であることを疑う人は少ないでしょう」と私たちに言っています。

さらに「変化の風」という言葉で、「今までの慣習を一から見直し、残すもの、変えるもの、いろんな角度から私たちのロータリーを考えてみよう、私たちは今、国際ロータリーで改革の文化を享受している、私たちの中核となる価値観をしっかりと維持すれば、プログラムや奉仕活動全体を見て、私たちはそれらをより良くできるかどうかを見極める能力を持っている、多くのロータリアンたちがそれぞれのクラブや地区において、改善点を確認したり実施するために、いろんな機会を活用されることを願っている」とも言っています。

今回の地区協議会は、まさにこのレイ・クリンギンスミス会長の呼びかけに応え、森ガバナー・エレクトとホストクラブの平塚北ロータリークラブの決断で、現在の地区の財務状況と会員を取り巻く経済環境を勘案し、長く続いた旧来の登録料を見直され、運営面における簡素化にも努められ、クラブのために地区のために勇気をもって「変化の風」を実践されました。

このことは、次年度のカルヤン・バネルジー国際ロータリー会長が発表された「こころの中を見つめよう 博愛を広げるために」のRIテーマの中で、三つの強調事項として訴えている「継続」・「変化」そのものを、森年度の前に開催されるこの地区協議会にまっ先に率先垂範されたものとして、私はガバナーとして高く評価をするところです。したがって本日開催の地区協議会のご成功と、次年度の地区、クラブ指導者の方々のご方針ご活躍を信じて疑いません。

最後に本日ご指導を戴くリーダー、サブリーダーの方々、また昨年から長くご準備いただいたホストクラブの方々のご尽力に対しまして、そして新学期の多忙のなかでこの会場をお貸しくださった東海大学殿に、感謝と御礼を申しあげまして挨拶とさせて戴きます。