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3.全般についての質疑応答

【ガバナー:後藤定毅】

先ほど、私のお話と森エレクトのお話の中で補足説明がございます。

東日本大震災の義援金につきましては、我が地区で4月25日現在、約3800万円の寄付金をいただいております。

日本全国のガバナー会の皆様に聞きましたところ、被災地区を除く地区で約5億円ということで、義援金をロータリーとして、我が年度は『緊急見舞金』として配分していきたいと思っております。

それから幹事・事務局研修の森エレクトの要請で、実務的な役割をする幹事の方々、あるいは事務局の方にお集まりいただいて、5月16日に幹事・事務局研修を湘南グランドホテルでやります。

それから「効果的なクラブになる方法」というものは、次期ガバナー補佐がクラブとの接点を持って、指導を行っていくと聞いております。

それから、『会長のための月間チェックリスト』。

これは、会長としてどの様にその月にやるかということで、会長エレクトとしては1月から会長としての項目が課せられるのですけれども、来年の7月から6月までの会長の為の「月間チェックリスト」がRIのホームページに載っておりますので、資料として皆さんに発表できるように考えていきたいと思っております。

そしてPETSで地区の予算については、地区財務委員長あるいはPETSで会長分科会での承認を受けなければならないと定められています。



【ガバナーエレクト:森洋】
従来、『青少年交換』の負担金で2000円いただきました。

それを青少年交換負担金から、『新世代負担金』という名目で2500円にアップさせていただきたい。 ただし、地区大会の登録料を8000円から7500円にさせていただきたい。

差し引きゼロで項目が変わることをご理解いただきたい。
インターアクトの提唱クラブだけが大きくなって、インターアクトの事業のコストがかかってきておりますので、皆で等しく負担すべきではないかと私は考えますので、ご賛同いただけますでしょうか。


(拍手)


ありがとうございます。

それからもう一点、従来はこれから懇親会があるんですけど、震災から1ヶ月ちょっとしか経っておりませんので、本日は懇親会を辞めております。

地区協議会の予算の余りを、『義援金』として震災の方に充てたいと思っております。
以上です。ありがとうございました。


(拍手)


PETSから地区協議会へ、色々ガバナーと私がお話を申し上げましたけれども、ご質問・ご意見があれば遠慮無くご発言をどうぞ。




【ガバナー:後藤定毅】
恐縮ですが、「クラブ名」と「お名前」をお願いいたします。




【相模原西RC:野中】
会長になって1番不安なのは、会長の時間をどうしたら良いのか。
どういう形で原稿を書いたら良いのか、教えてください。


【ガバナー:後藤定毅】
一番率直な部分では、『ロータリーの友』に色々な素材が載っております。

世界の情報が詰まっておりますので、これをうまく引き出すとか、ロータリーについての理念から、神戸のパストガバナーが書いておられる「ロータリーの源流」というホームページがあるそうですね。ここに「ロータリーの歴史」というのがございます。

あるいは、ロータリージャパンにも書いてあります。 
こういうものを参考にしていただければと思います。
会員の気持ちを引き止めておく為には、あまり難しい話ばかり言わない方が、私は良いと思います。




【鎌倉RC:シオタ】
『会長の時間』の呼び方が、各クラブによって違うことについてどう思いますか。


【ガバナー:後藤定毅】
分かりました。色々なご意見があると思いますので、RI事務局に問い合わせをして、後ほど皆さんにご報告させていただきます。
私は、ロータリーはクラブの多様性というか、クラブの伝統とか歴史・考え方の中で、RIがどういう進め方をして、時間とか報告とかを皆さんに勧めるのは良いと思うんですけど、私は呼び方よりも、会長の時間・会長報告の『中身』が問題という風に思います。


(拍手)




【藤沢北西RC:松島】
私がロータリーに入会した頃には、「例会以外のバッチの着用」はしていなかったのですけれど、普段もバッチは着用するのでしょうか。


【ガバナー:後藤定毅】
4月4日に次年度の広報セミナーが開催されたんですけど、そのような話がございました。
昔はそうだったかもしれませんが、今はそのように変わっております。
やはり公共イメージをアップさせて、認知度のアップをする為ですので、私も積極的にバッチを着けておりますので、ご協力いただきたいと思います。
宜しくお願いいたします。




【茅ヶ崎湘南RC:神崎】
次年度のRIのテーマですけれど、従来ですと『奉仕』という言葉が入っているのですが、今回は『博愛』という言葉を使っている意味合いを教えてください。


【ガバナーエレクト:森洋】
昔は『慈愛』の意味があったと思うんですけど、博愛も奉仕という取り方で良いと思うんです。
『博愛』を辞書で調べてみたところ、「広く愛すること、平等に愛すること。」という風な、『博愛の精神』という意味があるので、博愛を奉仕に置き換えてもいいと思う訳です。


【大磯RC:新宅】
『こころの中を見つめよう』と言うことと、広報に認知度を上げることは奉仕は、隠匿ですよ。
「寄付をしても名前を明かさないように」と、先輩に指導をされました。
奉仕をする人間が自己満足でやっても奉仕ではないので、サービスでもお客さんが本当に喜ぶことがサービスなんだと思うので、そんなことで認知度を上げても良いのですか。


【ガバナー:後藤定毅】
「こころの中を見つめよう」ということは、『自分自身をまず見つめ直そう』ということで、過去の奉仕活動を見直すことが大事だと思います。
それが果たして、町民の皆さんに本当に評価されているか。棚卸しをしていただいて、認知度の向上をする為にどうしたらいいのか考え直す機会になると思います。
自分の地域の会員や町民の考え方を知る、という広い意味で考えていただきたいと思います。
私が新宅エレクトの質問について感じたことは、最近の傾向としてロータリーの認知度が低くなっているのではないかと感じられるんですね。
大磯RCは我が道を行くという部分で、「隠匿が正しい」という考えをエレクトとしてお出しになるならば、それはそれで結構であると思います。




【??】
マスコミなども使って広報しようというのが最近の流れなんですけど、次年度の広報担当に「ホームページに入会希望を載せたらどうか」と打診がきたのですが、広報をすることによるイメージダウンが危惧されると思うのですが、ご意見をいただけますでしょうか。


【ガバナーエレクト:森洋】
マスコミに取り上げていただけるような事業をすることによって、県民の方が見て、評価されるような記事だと私は思います。
ホームページを見て会員になった方もいらっしゃいますから、そういうものを利用するのも大事ですし、先ほどPETSで長谷川広報副委員長が、ホームページで地元の自己PRをして、それを地元の方々が検索して見ることによって、ご商売に繋がるということもあるかもしれませんし、活用の仕方があると思いますので、事例を提供いたしますので、参考なさっていただければ大変良い広報ができると思うんですね。
広報は、対内・対外と2つあるんですね。日本は1番広報が下手だと言われております。
我々はロータリーが3つの向上についても非常に遅れている部分があるので、色々考えております。会長何かありますか。


【ガバナー:後藤定毅】
地区のホームページは、「出来事をそれぞれやったよ」という記事が多いんですけども、「こいういことをやるよ」という情報を発信していただければ、IT時代の広報・宣伝に繋がるのではないか。
伊勢原平成の中村会長エレクトいらっしゃいますか。伊勢原平成で福島原発の避難の方をお迎えになって、NHKや新聞社などマスコミとの関係をお知らせいただけますか。


【伊勢原平成RC:中村】
福島の原発で避難されている方が20〜30名来ているというお話を聞いたもので、迎えようという話が出て、例会の時にカレーを多く出したり、義援金を出したら、NHKや新聞社などがきて、大したことはしていないのに非常に感激されて、こちらの方がびっくりしたということで、相手の気持ちに立って考えた場合にはちょっとのお金しか出せませんでしたが、泣いてらっしゃる方もいらっしゃいました。


【ガバナー:後藤定毅】
被災者にただ義援金を出すということではなくて、心のこもったケアをしていただいた訳で、非常に感心をしていた訳ですけれども、マスコミにはこちらからどういう内容をするかはお話されたのですか?


【伊勢原平成RC:中村】
テレビ神奈川と神奈川新聞には、『こういうことをやるんだけど』と事前にアプローチして、例会にも報告をしておりました。


【厚木中RC:原田】
「マスコミへのリリース」というものを非常に考えさせられました。
奉仕活動はそもそも、「ニュースリリースするものではないんじゃないか」という意見が非常に根強くあって、寄付を出した時に、出した行為は非常に素晴らしいのだけれど、記者にそれをリリースしたり、報道陣にそれを知ってもらいたいという行為がある。
しかも、この大震災をチャンスとみて自分や自分の会社のイメージアップを図ろうという気持ちがあったとすると、それは被災者に対する冒涜ではないかと思う訳です。
したがって、報道陣に情報を流す最終的な判断基準、奉仕活動をすることによって、痛みのある人がいるのかいないのかを判断して、記者に情報を流すべきではないかと考えています。 
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