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3.WFとDDFの使われ方
サブリーダー 堀川 正夫 (茅ヶ崎中央)
皆さんこんにちは。

ロータリー財団は、「世界にいいことをしよう」ということで始まりましたが、我々が今感じていることは、「お金を集める」というイメージになってしまっていると思うのですが、いいことをしようという『イメージ』に変えていくことが、大切だと思います。

アンケートを取りまして、DDFとWFを知っているというのは7クラブしかないということで、ロータリー財団はお金集めの団体と誤解しているので、どのようなお金の使われ方をしているかを理解していただければ、みんながそのお金をいかに使えるか考え直す必要があります。

例えば今回大震災が起こりましたが、この2780地区も支援をしましたが、すぐロータリー財団のお金を使うことは出来ませんでした。

それをすぐ使えるお金に変えていくことや、身近なお金に変えることも必要ですし、寄付のできないDDFはそのままロータリー財団に。

おかしな事で、ロータリー財団に寄付したものを再び寄付することは、簡単にできます。

例えば、ポリオグラフに寄付したものはDDFでできますが、DDFで使った財団補助金はプロジェクトをしっかり見直していただいて、領収書や納品書を提出して財団に出さないと、お金は降りてきません。


昨年のハイチを例にしますと、1万7000ドルをアムダーに義足の研磨機代として、ロータリー財団が支払いをしました。

お金を作っていく為に、努力をしていかなければならないと思います。

DDFは戻ってきても、教育的プログラムや地区でやっているものに使うことが、楽かも分からない。

DDFは2万7000ドルと金額も決まっておりますし、新たなことを自分達がやろうと思うと、地区補助金を使ってクラブに、東北大震災のお金に今回は全額使わせていただきたいとお返事しましたが、まだ皆さんで議論する余地があるのかと思います。

3月14日が締切り期間でありましたが、ガバナーにメールで相談しまして、各クラブが毎年同じ活動をするのではなく、今回は一丸となって東北の方に人道的援助を、国際奉仕委員会・社会奉仕委員会・ロータリー財団委員会のみんなで考えていければと思います。

そういうことに汗をかいていかないと、ロータリー財団は皆に理解してもらえないんですね。

今までロータリー財団は、災害にほとんどお金を使えず、教育的プログラム・人道的プログラムだけだったのですが、これからは財団の方でもすぐ対応していただいて、基金を作るという案が出ました。

その基金もマッチング・ラン等で使う基金も出ましたが、被災者にガバナー会から義援金を送りましたが、その先がよく分からない。

そういうプロジェクトだと皆さん信用しないので、詳細な中身までやっていかないと現地に伝わらないと思います。

それは復興の話でありますが、我々に何ができるだろうと考えた時に、現地のアムダーの方から『寒いのでカイロを用意して欲しい』と要望がありました。

その時はロータリーに関係なく、池亀パストガバナーと2人でやろうということで、カイロを1200個頼んだんですが、ダイレクトの社長が以前、阪神大震災に遭った時に大変お世話になったので、最終的に22000個を無料で用意してくれました。

ロータリーは、「世の中に良いことをしたい』と思う人の集まっている集団だと、信じているんですね。

その中でお金だけではなく、アイディアがあれば出していただいて、最終的にはこの地区までお話がいき、大きな事業になったということです。


地区だけでヘリコプターも10回飛ばしましたし、ローターアクトの皆さんにも協力していただいて、若い人にそういう経験をしていただくことで、いい経験になりましたし、ロータリアンの皆さんにも「ロータリー入って本当に良かった」と言われた時には涙が出ました。

WFとかDDFについては皆さんにもっと勉強をしていただいて、ロータリー財団を含めて、「みんなで良いことをやろう」ということを心に刻んで、普段の仕事とは関係がないかもしれませんが、色んな団体と触れ合うということが、いざとなったら役立つんだということを学びました。

必要な所に必要な支援をするのが、ロータリー財団の使命だと思っています。

これからは信頼を作ることが必要なので、ロータリー財団には経験豊富なパストガバナーもいらっしゃいますますので、どんどん質問をして、信頼を作る為に皆さんでロータリー財団を創り上げていただければと思います。


以上で終わります。
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