【1】 財団(寄付金)増進
【2】 ポリオプラス
【3】 職業研修チーム『VTT(現・GSE)』
上記3つの委員会について、ご説明いたします。
財団増進《2780地区寄付の事》
●2780地区の財団の寄付金は、どのように活用されているのでしょうか??
●一体、寄付金の種類は、どのようになっているのでしょうか?
●皆様が寄付をされました、その資金の流れに付いて。
●2780地区では、毎年度ガバナーが「180ドル以上をお願いします」と言う、その理由について。
●ロータリー財団の寄付の状況、寄付金の運用状況。
●日本のロータリーの寄付金・・・等について触れてみます。
当地区の財団寄付金(DDF)
2780地区DDF【2010-11年度の使途金】
●2007-8年度の寄付金が、原資になります。
●年次寄付 50% ・・・・・・・・・・・・ 200,417ドル
●恒久基金の利息 50% ・・・・・・・・・・ 20,307ドル
●奨学金辞退1名 ・・・・・・・・・・・・・ 25,000ドル
●前年度繰り越し金 ・・・・・・・・・・・ 121,027ドル
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★合計(2010-11年度地区活動資金)・・・ 366,752ドル
私達の地区の『今年度の地区財団活動資金』についてです。
(シェアーシステムに関してのご説明も兼ねます)
口ータリアンからの寄付金は、財団の本部で3年間資金運用されます。
後藤ガバナ一年度の“地区財団活動資金”は、3年前の当地区の寄付金がスライドの様に「年次寄付」は50%、恒久基金は運用されました利益金の50%のみが「地区財団活動資金」としまして地区の方に返金されます。
今年度のDDFは、2007年〜2008年度が原資となっております。
2011-12年度 / 財団寄付金180ドル以上のお願い
●国際親善奨学金 ・・・・・ 1人:25,000ドル/3名:75,000ドル
●地区補助金 ・・・・・・・ 40,084ドル
●ポリオプラス ・・・・・・ 20,000ドル
●ロータリーセンター ・・・ 25,000ドル
※年度毎で、寄付金の平均値が違ってまいりますのでご了承ください。
※180ドル以上お願いいたします。
※次年度・森エレクトも、 180ドル以上お願いいたします。
2013年7月1日からは、財団補助金モデルが変わってまいります。
未来の夢計画導入の年度に入りますと財団寄付の増減で、財団に於ける奉仕活動の規模にも影響されてまいります。
今年度、財団のご寄付は「2013年の地区活動資金の原資」となります。
寄付金が多いだけ、奉仕活動に拡大の方向性が見られます。
どうかこのあたりをご考慮いただき、ご自分のクラブに帰られましたら、会員の皆さまに残り少ない2カ月余、更なるご寄付をお願い出来ましたら幸いで御座います。
公益財団法人ロータリー日本財団・税制上の優遇措置(2011年4月1日より)
『公益財団法人・ロータリー日本財団』としまして、2010年9月に申請、2011年12月に認定されました。
日本財団は、国際ロータリー・ロータリー財団の「ロータリー財団の協力財団」として、日本の国内において寄付される方に、「税制上の優遇措置」の恩恵をと言うことで、設立されました。
【公益目的の趣旨としまして】
(1)個人が海外に留学する為の奨学金の付与。
(2)海外から日本に留学する為の奨学金の授与。
(3)NPO法人「国際ロータリー財団」の活動を支援するために、寄付金を提供すること。
『年次寄付』、『PP(その他の使途指定寄付など)』、税制上の優遇措置が出来ます。
『恒久基金』は、「現時点では、優遇措置の対象外」とされています。
2011年4月1日より「寄付金口座の開設が開始」されまして、すでに送金が開始されております。
「個人からの寄付」の場合、『総所得からの控除』が出来るそうです。
「法人よりいただいた寄付」の場合、「損金」としての算出方法が有るそうですから日本事務局財団室にお問い合わせください。
ロータリー『ポリオ撲滅運動』の概歴
● 1979年、フィリピンのこどにポリオ予防接種。(3H最初のプログム)
● 1986年7月より、1億2千万ドル集める声明を発表。
● 1995年、規定審議会で2005年までにポリオ撲滅証明の採択。
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2002年「ポリオ99%撲滅」
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2007年、撲滅を国ロータリーの最優先目標。
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2009年、2億ドルチャレンジ。
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2011年、常在国発症数の大幅な減少。
● 【ポリオプラス】とは、1985年に設置される「ハシカ・ジフテリア・結核・百日咳・破傷風」を指していたが、現在はポリオ撲滅運動の遺産価値を指す。
1970年代の後半の出来事であったと思いますが、東京のあるクラブのロータリアンのお二人(山田さんと峯さん)のお話を伺った事が御座います。
どちらの方かがドクターで、お一人は企業家と聞いております。
お二人は、インドの僻地へとハシカ・マラリアの予防接種に行かれたそうです。
ある村での出来事でしたが、すこし暗くなった頃、お二人の近くへ「蜘妹の様な異様な動物」が来たのを感じられたということでした。
蜘妹か何かと思われたそれは、人だったんですね(ポリオに感染した子供でした)。
蜘妹に見えたものが人であったという事に気付かなかった事をお二人は、後で大変恥じたそうです。
山田さんと峯さんは、翌年からポリオワクチンを携えて、インドの奥地まで予防嬢種に行かれたという事です。
どちらの方か工場の経営者の方は、私財を投げ売って、自分の力の続く限りの奉仕活動をされたそうです。
日本のお二人のロータリアンが、『ロータリーにおけるポリオ撲滅運動』のきっかけになって、現在のロータリーポリオ撲滅運動に繋がっているという事を、どこか心の隅に置いていただければと思います。
インドでのポリオ撲滅を目指す努力の結果、目標達成という希望が!!
●2009年 ・・・ 741件
●2010年 ・・・・ 42件
●2011年 ・・・・・ 1件
・・・と、これは歴史的減少です。
激減の要因として、現存している2種類のポリオウイルス両方に効き目のある、「二価経口ワクチン」の投与が挙げられます。
全国予防按種目に摂取しなかった割合が、2009年14%に対し、2010年1%まで減らせた事とされる。
パキスタン・アフガニスタン・インド・ナイジェリアの4カ国を、現在『ポリオの常在国』と言います。
『常在国』とは、過去十数年に亘り、ポリオの発症が絶えた事の無い国を指します。
『流入国』とは、ポリオウイルスの保菌者が、ポリオが発症していない国に入国する事で、入国された国で突発的に、ポリオ患者が発生しますが、国による常時のワクチン投与で発症直後、極めて短期間に発病者がゼロなるような国の事を指します。
世界にたった一カ国でも、また一人の発病患者が居ると言う事でも、世界中の国において、ポリオ予防の為へのワクチンの投与が必要になってまいります。
世界中の国で『ポリオ発症がゼロ』となりまして、3年間発症の兆しが無い時をもって、初めて『ポリオの絶滅』宣言がされると言う事です。
世界中で毎年ポリオ予防接種として、掛る費用が7億ドル。
日本円に換算して、約560億円です。
職業研修チーム
頭文字から【V.T.T】 現行名称は【G.S.E】
※当地区は2013年7月以降、採用されます。
今年度の当地区のGSEに関する費用に付いてですが、WFからの負担が、受け入れか派遣のどちらかになっておりますので、今年度は当地区からはブラジルへの派遣だけにいたしました。
次年度は、ブラジルよりのチームを、受け入れる事となります。
2012〜13年度は、GSEとしてのプログラムが終了になります。
これは、当地区を含めた、ノンパイロット地区が対象となります。
パイロット100地区は、『VTT』としての派遣が継続されます。
元GSEと同様に、VTT 終了後のチームメンバーは、『財団の学友』として、ロータリアンへの登竜門が開かれます。
どうか大切なプロジェクトとしてお考えいただき、早速チームメンバーなどの発掘にご尽力いただきたいと思います。
今後、新補助金モデル導入の年度に入りますと、受け入れていただく相手地区との関係が大切な基盤となってまいります。
VTTの計画年度・実施年度に関しましても、プロジェクト立案から実施に向けて多大な時間とそれに伴う活動準備も御座います。
国内でチームを作られる場合ヒントといたしまして、
(1)学校
(2)病院
(3)行政機関等
・・・を通して、重点分野に係わる職域の人選を依頼する事等も一考。
相手地域も、過去におけるGSE交流相手地区・クラブ等との連絡を取り合う事も。
新モデル補助金による V. T. T
●派遣期間・人数・年齢問わず自由裁量。
●6重点分野一つに該当グローパルでは必須。
●必ずしも、ホスト地区・クラブが来訪チーム費用の負担をする必要は無い。
●必ずしも交換の必要はありません。
【新地区補助金】の場合
●DDFの50%以内の補助金から「他のプロジェクトもある事を認識してください」
●6重点分野の一つに関係するチームは歓迎される。
●現行「GSE」に類似します。
【グローバル補助金】の場合
●3万ドル以上のプロジェクトの場合の補助金として。
●遂行にあたり、6重点分野の一つに該当し、専門知識者・経験者が必要とされる。
●複数チームの派遣が可能。
【未来の夢計画】に関係するご説明になります。
『職業研修チーム(VTT)』は、新地区補助金・グローバル補助金どちらでも、利用できます。
現在ブラジルと交換しております『研究グループ交換(GSE)』と似てますが、参加する人の年齢・人員・派遣の期間等の制限が有りません。
例えば、『グローバル補助金を利用するチーム』を例に取ってみますと、6重点分野の一つ以上に関わる問題とか、その取り組み方を学んだりします。
チームの構成としては、チームリーダーとしましてロータリアン1人、口ータリアン以外の参加者としまして最低3人からなります。
参加年齢の制限はありません。
しかし全ての参加者は、補助金の目標とする職能者や経験者であることが必要とされます。
補助金の目標にあった様々な場所で(大学・病院・企業等)で研修が出来ます。
チームは、ロータリアンの自宅・大学寮・ホテルに滞在します。
グローパル補助金利用の場合は、1件の補助金申請で複数のチームを派遣する事も出来ます。
研修チームの費用は、グローパル補助金のプロジェクトの総費用が『3万ドル』を満たさなければなりません。
またチームにかかる費用のほかに、このプロジェクトに係わる活動費用も賄えます。