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3.次年度・職業奉仕について
サブリーダー 大畑 耕一 (横須賀北)

まず簡単に、自己紹介をさせていただきます。
横須賀北RCの大畑と申します。宜しくお願いいたします。

各クラブの委員の8名の方々と一緒に、今年一年お世話になろうと思います。
宜しくお願いいたします。

ロータリー歴は10年ですが、自クラブでは色々やらせていただいて、人数の関係であれもこれもやらせていただいて、各種委員会・会長・幹事・副会長などを経験しております。

神崎パストガバナーが何を申しているか分からなかったですが、自分なりに考えましたレジェメを作らせていただきました。

RCの活動の中で「職業奉仕は原点である」と言われておりますし、先輩方が『ロータリーの友』や広報を使って「職業奉仕が何たるか」については、逐一言われているのでありますが、原点というのはどのようなことなのか、非常に悩みます。

最終的には、自分の職業をお持ちの方は、自分の信念に基づいてお客様を大切にして、依頼を受けた仕事、ひとえの供給等をしっかりやっていけば、職業奉仕だって良いだろうと思います。

一方では、それよりもっと奥の深い考え方を持っている方もいらっしゃいますが、歴史の古い職業奉仕で、大先輩があまりよく分からない感じですが、私たち10年位の皆さんの前で説明する訳にもいきません。

職業奉仕に関係して、ポール・ハリスが5人の仲間と共にクラブを作ったというのは、職業の集団、あるいは職業家の集団が集まったという経緯は、皆さんご存じかと思います。

そういう中で、ロータリーの根幹は職業奉仕というものに色んな形で実践していかなければ分からないこともありますし、「なるほどな」と言うものも沢山ありました。

これは、その道を究めなければなかな出てこない。
終わってみて初めて、職業奉仕だとなるかと思います。

ロータリーは、100年の歴史を得ようとしています。
規模を拡大し、且つ、その方法をただの職業奉仕団体ではなく、社会奉仕団体という転回の方向に、色々な情報で形にしています。

拡大するロータリーの奉仕団体としての、活動・平和・正義・避難・ポリオ・青少年の知性・シキシ等への支援という形で、どんどん動いている。

「職業の根幹」と言いながら、それはそれとして、それぞれのロータリアンが努力をお仲間等の情報交換等によって、為し得ていると思います。

ロータリーのこれからは、「大きな転換」になってきていることがじわじわ分かってきて、そういう中で、奉仕部門・職業奉仕と言えども、そういう中に入ってくる。

それを全員でフォローしていくと言うお話がありましたけれども、職業奉仕部門もロータリーが大きく変化する中で、どんどん変わりつつあると思います。

レジュメの1番に挙げた『ロータリーの定義』というものですが、そういうことをする為には、会員基盤・友人・知人・その他等会員の基盤が確たるものにならなければ、維持し・拡大して行かなければ、新しいロータリーの進む方向のことに満足するはずができない、という風に言えると思います。

会員要覧に書いてありますが、

  ●会員基盤を維持・拡大する
  ●他の地域社会の奉仕プロジェクトの実施成果をもたらす
  ●資金面について支援する
  ●公益ロータリーについて指導者を育成する。

・・・と、こういう定義に書かれております。

従って、定義と職業奉仕を絡み合わせながら活動していただく、という風に思っております。

具体的に何をするかは、各クラブの人的な話題とか、数の話題とか、会員の色々な職種の方々おりますが、そういった職種の方々を活動に参加させて、定義にあるような行動に移っていくようにです。

つい先般、『ロータリーの友』の4月号に、今日お見えになっております松宮パストガバナーの「クラブレベルを超える指導者を育成するにはどういうことか」が書いてあります。

目を通していただいて、「こういうことか」と考えていただきたいと思います。

職業奉仕・社会奉仕色々ありますけども、すべてがこのページ中にあります。
これを元にしながら、各クラブも活動し・行動し・PRしていただくということなんですね。
RCのあるべき姿と言えると思います。

こういうことを職業奉仕の中で単なる職業奉仕のことだけでなく、その中の一環でありますから、こういうことを前提として職業奉仕というものを広めて、繋いでいくということ。

各クラブの最大の目的は、『会員基盤を維持・拡大する』。


ところによりますと、昨年最盛期のデータで2780地区の会員数は、2800人に対して、今1300人ぐらい減っております。

非常に人数が減少しております。色々な理由がありますが、職業奉仕部門だけの問題ではなくて、会員の減少を防ぐことはロータリークラブとしての問題として、定義に書かれている個々の問題としてそう考えていきたいと思います。


2番目の職業人である「ロータリアンの社会奉仕」。
これは、今ほどお話がありましたように、かつての長寿社会であった人達は家訓を作って、一丸となって企業をやってきましたが、ロータリークラブという集団組織として、何か行動を起こしていくということが、新会員の増強の為になると。

集団奉仕型に、徐々に移行するのが大切だと。
集団内である、程度のことは進んで行きます。
そういうことも言えるんじゃないでしょうか。

クラブの個人が色んなことをやることは大切ですが、2・3人寄っても、4・5人寄っても、あるいはクラブ委員会でまとまって行動を取る、全体で取るということによって、新しい会員も入ってくるだろうし、「ロータリーが努力している」というPRになると思います。


「普段ロータリーって何してるの?」って話はよく聞きます。

「昼間に食事をしているだけ」とか、あまり良いイメージをしていただいてないです。

その代わり、理解されようという行動があまり出てないので、車にロータリーと書いていても理解されず、「北?」「ロータリーって駅?」という、分からないことになってしまいます。

そういうことも職業奉仕は努力していけば、新会員増強に繋がると思います。


大変恐縮ですが、皆さんのクラブで、東北大震災の街頭奉仕をやられたクラブは何クラブ位ありますか?

・・・2クラブ位ですか。

「地区の一口いくらで」ってきましたよね。
聞いてないですか。一万円、とりまとめしたんですが、そうですよね。

皆さん、出していることを知らないんですかね。
じゃあ、街頭でやったクラブいらっしゃいますか?

今日の神奈川新聞でしたっけ、逗子鎌倉クラブの鳩サブレでしたっけ?

私たちも少しながら2日間街頭募金をやって、「被災地の皆さんの為にどうぞご協力ください」と言ったら、年齢の高い人が入れてくれました。

ロータリーのマークをつけていることで、PR活動できました。
職業奉仕とは直接関係ないかもしれませんが、職業奉仕・会員増強に繋がっていくと思うんですね。

地域の人にロータリーを知ってもらうということが、そういった全体構造が大いに望まれているということです。


3番目はロータリーは100年を超えてるということで、カルヤン・バネルジーさんが社会的知名度があまり無いということで、何をしているか分からないので、職業を通じて新たな活動の内容を吟味して、職業奉仕団体としてのロータリー、これだけ専門家がいて、ということでそれを社会に還元していただくということで、そういう活動になる。

職業集団であれば、一般の方々に「私たちはこういう仕事をしています」と解説して、皆さんにロータリアンの持つ能力をそれなりにお教えして差し上げる、そういうことで実践的にやっていく必要があると思っております。

クラブの活動についてですが、私を含めて8人の職業奉仕委員で皆さんにお世話になる訳ですが、委員の方々も職業奉仕に精通した方もおられますし、ロータリー歴の長い方もおります。

私どもで出来ることは、させていただければと思っております。

今考えていることは、各クラブの皆さんが職業奉仕についてどんなことを計画しているかとを把握させていただき、どういうことをやられるかを4月までに文章で提出していただきたい。

そういうデータを取りたいということと、職業奉仕について講師を派遣して、奉仕をするというような要望も出てますね。

そして皆さんのところに1年間お邪魔したり、職業奉仕に関する情報を目的をさせていただくということで、各クラブと職業奉仕委員会が一体となって、連絡を取り合ってこの1年を進めていきたい。

そんなことで、今日は色々勉強してきたんですけど、あがってしまいまして、持ち時間はだいぶあるんですけど、今日は私たちが話すのではなく、皆さんからご意見を伺うということでいがかでしょうか?

そんなことで終わります。

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