::: ホームプログラム(目次) > 全体会議I > 【部門別08】新世代奉仕 部門 > 2. 青少年交換
2.青少年交換
サブリーダー 草山 弘道 (秦野中)
それでは、『青少年交換』についてお話をさせていただきます。

今年度(2010〜2011)2780地区の受け入れ学生は、


  ●第1グループ 横須賀RC …………… 韓国の男子学生
  ●第3グループ 藤沢北西RC ………… スエーデンの女子学生
  ●第4グループ 茅ヶ崎RC …………… カナダの女子学生
  ●第5グループ 相模原グリーンRC … ブラジルの女子学生
  ●第6グループ 大和田園RC ………… ロシアの男子学生
  ●第7グループ 伊勢原RC …………… 台湾の女子学生
  ●第8グループ 平塚北RC …………… アメリカの男子学生
  ●第9グループ 足柄RC ……………… フランスの男子学生



・・・このように各クラブが受け入れ今日に至りましたが、3月11日ご承知のように東日本大震災が発生し、大変な事態になりました。

地震と大津波による未曾有の被害、それに伴う原子力発電所の重大な事故。
震災後、多くの外国の方々が日本を離れられました。

学生を受け入れていただいています各クラブはご承知のことと思いますが、後藤ガバナーは3月16日、学生の早期帰国を決断され、ホストクラブに通知されました。

今現在、韓国・スエーデン・ブラジル・台湾・アメリカ・フランスの各学生が、帰国いたしました。


ロータリーの青少年交換プログラムは、満年齢15〜18歳の高校生に1学年の留学の機会と、その期間、現地の学校に通学し言語を学び又その国の風俗・習慣・文化に触れ、異文化を通して国際理解と親善を推進する青少年を育てるプログラムです。


このプログラムは、これからも続いて行かなければなりません。
今年度は、この度の大震災で一部中断されてしまいましたが次年度も行われます。


次年度の受け入れは、次のように予定されています。


  ●第1グループ … スエーデンからの男子学生
  ●第2グループ … ブラジルからの女子学生
  ●第3グループ … 台湾からの男子学生
  ●第4グループ … アメリカからの学生
  ●第5グループ … カナダからの女子学生
  ●第6グループ … フランスからの男子学生
  ●第7グループ … カナダからの男子学生
  ●第8グループ … 韓国からの学生
  ●第9グループ … ロシアからの学生



以上のように予定されています。


過日、緊急の全国青少年交換委員長会議が大阪で開催され、次のことが確認されました。



★2011−2012年度青少年交換プログラムは、日本において行う。

★Two−wayでは無理な地区もあるので、日本からの交換学生をone−wayでも受けてもらえたらありがたいので、世界の相手地区へお願いする。

★日本には安全な地区もあるので、来日学生を日本34地区の協力で安全な地区でホストするようにする。

★もし、また新たに危険な状況が発生したときは、速やかに来日学生をより安全な地区へ移動させる。そして、本国のご両親の早期帰国の要望があったときは、速やかに帰国させるようにする。



皆さん、世界の明日を担う若者を、次年度も日本へ来てもらいたいと思います。
しかし、福島第一原発が落ち着かない今、学生の安全第一に何をなすべきかが問われています。

これは一つの地区では、賄い切れないことです。
日本34地区、皆でスクラムを組んで、この未曾有の危機を乗り切りたいと思います。


【追記】
地区協議会開催の翌日(4月19日)2011−2012年度の青少年交換来日学生受け入れについて、東日本大震災に伴う原子力発電所の事故により、諸般の事情を考慮して、『2780地区における来日学生の受け入れを断念する』旨、ガバナーより通知がありました。
<< 【新世代奉仕】1. 総論 【新世代奉仕】3. ローターアクト >>
←プログラム(目次)へ戻る