みなさんこんにちは。
只今ご紹介をいただきました、鎌倉中央ロータリークラブの四十八願稔です。
よろしくお願いいたします。
まずは3月11日に起こりました、東日本大震災の被災者の皆様に心よりお見舞い申しあげます。いまだかつて我々が経験したことのない災害であり、改めて、私たちロータリークラブの存在意義が試されていると感じております。
一人でも多くの方にご参加いただき、一人でも多くの方の役に立てるような組織――それが私たちの目指すべきロータリーです。
そこで私は今回、新会員の入会増強を目指し、そもそも「なぜ私がロータリーに入ろうと思ったのか」そのきっかけをお話しようと思います。
私がロータリーに入って、間もなく15年になります。
あれは1996年、私が57歳の時のことでした。
あえてお名前は申し上げませんが、常日頃私が尊敬申し上げていた方に
「あなたもそろそろ仕事ばかりしていないで、人の為になるようなことを考えてみたらどうか」
・・・と声を掛けていただいたのが、きっかけです。
とはいえ、それからすぐに入会したわけではありません。
しかし仕事に追われる毎日を過ごしながらも、ずっとその言葉が心の奥で引っ掛かっていました。
実は平成元年(1988年)に、私はガンになりました。
一度は治ったものの、数年後に再発し、改めてそこで「自分は何のために生れてきたのか」「何をするべきなのか」と考えるようになりました。
そしてかつて言われた「人のためになるようなことを」という言葉を思い出し、このロータリーで活動することを決意いたしました。 それまで子どもの学校のPTA等はやっていましたが、特に社会の役に立とうなどとは考えてもいませんでした。
私の父が連帯保証人となり負債を抱えたこともあり、気がつけばずっと働き通しでした。
働くことはもちろん悪いことではありませんが、病気を機に「ただ働くだけの人生で終わってもいいのだろうか」と思うようになったのです。
そこで私が出した解答が、「ロータリーに入会し、人のために尽くす人生を送ろう」ということだったのです。
現在ロータリーが抱える問題の一つに、新しく入会される方々と同じ位、毎年退会者が増え続けていることがあります。
新会員を増強していかなければ、私どものこのロータリーは存続できず、衰退の一途をたどることになるでしょう。
また、せっかく入会したのに、在籍3年前後でお辞めになる方も多いようです。
かつてロータリーの新会員に率直な意見を聞いたところ「自分のクラブが素晴らしいクラブだと思えなければ、人を誘うことはできない」と言われました。
「魅力のないクラブでは、会員を増やすことは難しい」ということです。
この言葉は深く私の心に刻まれました。
そもそも「魅力的なクラブ」とは何でしょう?
それは、魅力的な人がたくさんいることだと私は思います。
私自身が一人の人の言葉で動かされ人生を変えたように、仕事では得られない充足感を、ぜひこのロータリーで見つけてください。
クラブを取り巻く環境にも、いろいろ気になることや納得のいかないこともあるかもしれません。しかし、最終的にロータリーは「自分のためにやること」だと私は思っています。
どうぞ皆さんは、辞めないでください。
当地区は3年後に2700名の会員数を目標とし、各クラブ毎年5%の会員増を求められています。次年度は各クラブ3名増強と、具体的に求めています。
本日ご出席の皆さんには、必ずどなたかをご推薦いただき、スポンサーになることを提案させていただきます。
スポンサーとなる経験を重ねることで、今以上にロータリーが身近なものになるはずです。
かつて私が天啓のごとく「人のためになることを考えたらどうか」と言われたように、あなた自身の言葉が、人の人生を変えることもあるのです。
未曾有の大災害が起こった今こそ、そのチャンスなのかもしれません。
本日は私の体験をもとにお話させていただきました。
私の人生を変えてくださった先輩がいたように、次は「あなたが誰かの人生を変える番」です。
一人でもロータリーの同士が増えることを祈り、結びとさせていただきます。
以上です。どうもありがとうございました。
【鎌倉中央RC:山内 信尚】
山内です。
今、四十八願さんからお話しがありましたように、私も去年の9月から入会をさせていただきまして、今に至っております。
その前に、この湘南校舎、12号館・14号館・15号館と、私は建築設計をやっておりまして、この3つの設計をやっております。
今みなさんがいる建物は、地震が来ても大丈夫です。
今のロータリーに入ったきっかけですが、鎌倉中央RCの会員でおられる柳原先生という産婦人科の先生がおられまして、「ティアラ鎌倉」という産科診療所がありまして、前の会社を定年退職後の一つ目の仕事としてやらせいてただき、それで柳原先生とお仕事させていただきました。
それである時、鎌倉で一杯やっているとき、先生からロータリークラブの話を聞いたんですね。で、酔った勢いもありましたが、「是非やりたい」とお伝えしたところ、早速先生からご案内をいただきまして、入らせていただきました。
先ほど、森サブリーダーからお話しがありましたように、職業を通じて親睦を深めながら、私は設計という自分の職業を通じて、どのようにRCに貢献できるかはまだわからない所です。
職業柄、震災の影響もあり、なかなかロータリーに参加できないことがありましたが、時間をどうやって作っていくか、悩んでいるところであります。
みなさんも同じ悩みをお持ちの方もいらっしゃると思いますので、そのあたりのお話しを聴かせていただければと思います。
【横須賀北RC:鎌瀧建治】
他、どなたかいらっしゃいますか?
ロータリーの入会のきっかけについてや、「私はこうやってい時間を作っている」など、どなたかご意見ありましたら。
どんなことでも結構ですから。
【横須賀RC:下重孝則】
私が横須賀RCに入りましたのは、会社の方が法人会員になっておりまして、退任された方の引き継ぎというのが実態でございます。
前任者からの引き継ぎはあまりありませんでしたが、入って色々お話しをさせていただいたり、例会の中でお話しを聴かせていただいた中で、私は昨年の11月中頃からですので、6ヶ月位でしょうか。
私としては、楽しいなと思っております。
それはどういうことかと申しますと、ロータリアンの方は、色んな職業分野、地域の凄い方と言いますか、私自身、原子力という特殊な業界にいることもありまして、そういった意味で特殊なことを沢山ご存じの方のお話しを伺えます。
また、横須賀RCは『卓話』で会員以外の方をお呼びし、お話しを伺えることがメリットかと思います。それによって自分がどれだけ成長したかはわかりませんが、お互い、継続的変化ができればと思います。
【横須賀北RC:鎌瀧建治】
ありがとうございます。
来年のRI会長さんはインドの方で、すごく宗教的に仏教的な所がある方でございます。
RIの会員数は、アメリカに次いで日本は2番目でしたが、一昨年9月、遂にインドに抜かれました。
ただ、インドは会員数がいっぱいでも会費を払っていない人も沢山いるという話も聞きますし、それは本当かどうかわかりませんが、何しろ、今はインドの会員さんが増えています。
丁度今、『卓話』の話が出ました。
次の高科さんは、『卓話の面白い話』がテーマでしたので、よろしくお願いいたします。