「楽しい卓話」についてお話しさせていただくということで、よろしくお願いします。
本年度、第三地区のガバナー補佐をしております、藤沢南RCの高科と申します。
ガバナー補佐というのは、藤沢においては8クラブの各クラブを回りまして、卓話の時間にガバナーの方針等を話して回る仕事をしています。
それで、本日は新入会会員の皆様に、ロータリーの魅力の大きな物、それは毎週ある『卓話』であることをお知らせいたします。
例会時間1時間のうち、30分もの卓話の時間が有ります。
いかにロータリークラブが、卓話を重要視しているかわかると思います。
面会時間の2分の1を占めているのです。
卓話は、お話を聴く時間です。
その道に深く携わった方々の、貴重な時間を聴く時間なのです。
クラブでは『プログラム委員会』が有り、卓話を担当いたします。
会員の皆様に楽しく、興味有る情報を鋭い感覚で探し、為になる卓話を、準備しているのです。
これを例会に卓話として、会員に聴いていただき、会員の知識となります。
私がロータリーに入会した頃、今から20年前は、お医者さんの会員の方が大勢いました。
内科・外科・産婦人科・眼科・整形外科と、病気のことは近くのお医者さんに行くよりも、例会に行き先生方に伺うが早いほどでした。
その中でも、産婦人科の先生の卓話は、おもしろく興味を引きました。
先生のお話の中で、女性が自分の命をかけて子供をお産する事、よく聞かしていただきました。
これにより、私はだいぶ女性を大切に扱うようになりました。
先生はご高齢でお亡くなりになり、卓話も無くなり少し寂しい思いをしています。
卓話の時間は、『人生の楽園』です。
為になるお話や知識を先取りするようなお話など、ロータリーの卓話は七変化いたします。
聴いている人、一人ひとりが、自分の環境に照らし合わせて考えれば良いのではないかと思います。
昨年度、私がおります藤沢南ロータリークラブでは、老人介護について勉強をいたしました。
会員が経営する老人施設の訪問を、実施いたしました。
施設の生活などを見聞きいたしました。
これから老人問題と向き合い、自分達の父や母の介護をこれからどうしたらよいかを、年間6回の例会卓話を行いました。
藤沢市役所の高齢福祉課の方の卓話、施設の方の卓話などを行いました。
1人ではなかなか聴けないお話を、クラブの大勢の皆さんにより実現できました。
専門家の方や現在活躍なされている方が来てくれて、色々な話を聴くことが出来る。
知識が広がります。
次に、中国の米山奨学生による数回の卓話では、特に印象に残りました言葉の中に、日本では1つの中国と思っていますが、中国は民俗や部族により、言葉も習慣も異なることを教えてもらいました。
そのために、「中国人は自己アピールを強烈にする人が多い」と言われていました。
中国人の人間性も、知ることが出来ました。
中国は隣の国ですが、まだまだよくわかりません。
中国と言えば、ロータリーの方々は色々な職業なので、中国の大連で活躍している人もいます。この会員の方の卓話には、皆々注目をしています。
日本のニュースではわからない、現地の生の様子を伺うことが出来るのです。
クラブの会員は、中国の大連に行かなくても情報は入って来るのです。
「藤沢西RC」と「ふじさわ湘南RC」と「藤沢南RC」での、3クラブ合同例会では、落語を聴きました。
昨年は『火炎太鼓』を聞かせていただきました。
やはりCDで聴くのとは違い、生の落語はいいものでした。
卓話の時間に、新会員の皆様は「イニシエーション・スピーチ」を必ずいたします。
この卓話により、新会員の話し方・生い立ちなど、その方の大まかな人間性を知る上で、大切な卓話です。
私達古いロータリアンは、喜んで聴いていると思います。
自分のイニシエーションスピーチの時を思い出しながら、聴いているのです。
頑張ってうまく話して下さいと思っているのです。
最後に、この度の大震災は、永い時間の支援が必要です。
ロータリークラブでは、引き続き支援活動をしてまいります。
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