4. 会員増強・広報に役立つアイテム
サブリーダー 長谷川 洋平 (大和)
『会員増強・広報に役立つアイテム』ということで、お話しをさせていただきます。
なぜ広報するのかということについては先程、森エレクトや遠藤次年度広報委員長からも話がありましたが、長期計画の中に「公共イメージ・ブランドを高める」ということがあるからで、その事が会員増強に寄与したり、地域社会において奉仕活動の優位を得ることにつながると考えられるからです。
お手元には、『広報ツール一覧表』ということで、資料を配布させていただいております。
一揃えと言う訳にはいきませんが、用意できた分をこれから回覧しますのでご覧になってみてください。
広報委員会では、数年前からアンケート取らせていただいた結果を集約し、奉仕活動やイベントでご利用いただけるような「のぼり旗」や「ポスター」などの製作をしています。
ご利用しやすいように工夫していますが、ご意見などもあろうかと思います、どうか皆様の力になりますよう、ご意見ご要望をお寄せください。
今日出席の皆様は、『ロータリー・ビデオマガジン』というのがあるのをご存じでいらっしゃいますか?
これは、RIが製作し1年に3回ほど出版されているDVDで、世界中のロータリーの活動の中でユニークで素晴らしいものについてわかりやすくまとめられています。
後ほど休憩時間にも上映させていただきますが、10分と時間も短いので、まずご覧になっていただきたいと思います。
見ていただくのは、フランスのロータリーで、ロータリーの認知度を高めるために、若手の新人ジャーナリストに「ドキュメンタリー映画を作成してもらうコンテストを開催する」というものです。
広報や増強また奉仕活動のヒントにもつながると思いますのでご覧ください。
「FindingTheirVision(羽ばたけ 若きジャーナリスト)」
上映(10分)
フランスの機関雑誌「Le Rotarien」からの資金支援を受けて、世界を旅し、ドキュメンタリー映画制作に乗り出す若いジャーナリストたちの物語。 作品の時間はどれも10分程度と短いので例会の中で時間が余ったときや、何本かまとめて奉仕活動やイベントの時など上映をしても、ロータリーがどんな活動をしているのか?ということを理解していただける、良い機会になると思います。
また先日の広報セミナーにご出席のなられた方には説明申し上げましたが、自治体の広報課を活用してほしいと思います。
配布資料の中では「取材・広報のポイント」となっていますが自治体の広報課では区域内の色々な情報を探していて、「○○だより」や「○○広報」といったものを定期的に刊行しています。
従って、「地域のロータリークラブがこんな活動をする」ということは、比較的取り上げていただきやすいのです。
広報された実例として、直近の報告をすると、4月15日の神奈川新聞の記事に『1万のハトを被災地に』ということで第二グループ「鎌倉RC」が被災地に地元のお菓子を送ったことが取り上げられています。
鎌倉RCでは、これまでにも50周年を迎え記念植樹をしたことや、さまざまな活動が新聞に取り上げられています。
このように取り上げていただくために…ということで、広報委員会でまとめたプレスリリースの書き方という資料を配布してございますので、参考になさってください。
さて、先程からに何度となく登場している『公共イメージ』とはいったい何だ?ということで、お話したいと思います。
このことについては今年の「ロータリーの友」2月号にRIの指定記事として「グローバルアウトルック」の抜粋が掲載されており、詳しく書いてございます。
私たちロータリアンは、社会から受け入れられるときロータリーのロゴを見て、それが人道的な奉仕を表すものであってほしいと、誰しもが思っています。
しかし、実際にそうなるには、「ロータリーが卓越した人道的奉仕を実践する一流の団体であるということを世界に意識してもらう必要があるのだ」と言うことです。
ですから、公共イメージというのは
『ロータリーと言うブランドは=(イコール)○○だ!という
外部からの評価を良いものにする。向上させる。』
と言う事なのです。
具体的な行動事例としては、2月23日ロータリーの誕生日に、世界の各地で「End Polio Now 」を投影しロータリーがポリオ撲滅に取り組んでいるということを多くの人に知ってもらおう!という活動があります。
これは、「謙虚さは美徳」とされていますが、ロータリーのような組織全体にとってはほとんど意味が無い、「黙っていても成し遂げた奉仕活動が私たちの努力を代弁してくれるなどと、もはや悠長なことを言っている場合では無い!」とも、「ブランド構築は個人から始まりその成功が会員の増加につながり、ひいてはもっと多くの奉仕活動の実施へと発展していくものだ」とも述べています。
RI会長は、公共イメージを高めるために、広報補助金を次年度増加させることを発表しています。
クラブで何か「こういう取り組をしてはどうか?」という発案があれば積極的に相談してください。
また、こういった取り組はクラブ単独では難しい!と考えられる場合にも、いくつかのクラブで提案をすれば可能になる場合もあります。
例会以外でもバッチをつける事が基本!ということもありますが、ロータリービデオマガジンやご紹介いたしました広報ツールや増強ツールを活用いただくことで、『ロータリー』そのものについての理解を深めていただくことに繋がることになると思います。
どうか効果のある活動をしていただきたいと思います。
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【司会進行及び会場説明】 次・地区副幹事 千葉 茂 (横須賀北)